2014年 09月 11日
野生戻る |
Canon EOS5D MK2 + SIGMA 50-500mm
いまから30年前の9月14日、M6.8の長野県西部地震が発生、御岳山の中腹で大規模な山腹崩壊が発生し、想像を絶する規模の土石流(粉体流)が発生、伝上川を流下し、一部は途中で尾根を乗り越えて濁沢へ流入し、王滝川へと流れ込んだ。今、その後の植生の回復状況を調査している。
土石流で削り取られた山腹は今は樹木が生い茂り、森になっている。森に分け入ってみるとそこが30年前には裸地だったことは想像できない。
自然の治癒力は驚異的だ。
この日、人間にはひとりも会うことはなかったが、たくさんの野生動物に逢った。
大きなサルの群れに出会った。何頭いるのかわからないほど大きな群れだった。
直後に小熊に出会う。小熊が木に登ったので撮影しようとしたらすぐに逃げられてしまった。
イノシシの親子連れにも会った。
ここにはすっかり野生が戻ってきているようだ。
自然災害を乗り越えて、動物たちは逞しく生き抜いている
by owlwood
| 2014-09-11 06:06
| 風景
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